広告代理店/業務内容

雑誌広告の基礎知識

雑誌広告について理解を深めるためにも、また広告の料金を算出する上でも、雑誌広告について5つの要素を理解することが重要です。

その5つとは色・場所・大きさ・部数・業種の5つです。

◆ 1色刷り
…1色刷り(モノクロ)のページを表しています。
通常は黒の単色を指します。
雑誌によって1色の広告設定がない(広告のページがない)ものもあります。

◆ 2色刷り
…C(cyan)は青とM(magenta)は赤の組み合わせがその殆どです。
雑誌全体から見ると、2カラーのページ設定がある雑誌は稀です。

◆ 4色刷り(カラー)
…印刷には基本的に4種類のインクしか使用しません。
それをCMYK(し一えむわいけ一)といい、C(青)、M(赤)、Y(yellow)は黄、K(black)は黒を表します。
沢山の色を使ってカラーにしているように見えて、実はこの4色を組み合わせることによってカラーを表現しているわけです。
※特色といわれる特別な色を使わない限り基本的な色の区別はこの3種類のみで、私共の代理店で取り扱っております広告はこれらのものが主流です。

場所

◆ 表紙まわり
…表紙まわりで広告が載せられる場所は最大で3カ所あります。

表紙をめくった裏側にあるページが表2で、裏表紙が表4、その裏が表3というように表紙を基準に表2、表3、表4という風に呼んでいます。

媒体によっては表紙まわりに広告のページを設定していない場合もあります。
表紙まわりは唯一無二のため広告枠が埋まっている場合が多く、当然のことながら広告効果も高いため、中ページより価格が高めに設定されているのが普通です。

表紙まわりを略して表まわりと呼ぶこともあります。

◆ 中ページ
…雑誌の中のページに設定されている広告ページです。
先に述べた通り、主に1Cのページと4Cのページがあります。
広告枠の売買の中心はこの中ページです。

部数

どれほど部数があっても検討はずれな媒体に広告を出してしまっては決して効果は現れません。

大事なのは最適な読者層にアピールする媒体の選択なのです。

部数とともに視野に入れて頂きたいのが雑誌の発売形態です。

毎月売り
…毎月刊行される雑誌です。
隔月刊行の雑誌よりも広告掲載料金は若干高くなり、発売部数も多いことが普通です。

奇月売り
…奇数月だけ刊行する隔月媒体です。

偶月売り
…偶数月だけ刊行する隔月媒体です。

不定期
…季刊誌や全く不定期等の刊行形態です。
不定期とはいえ、出るたびにクライアントが既に決まっている媒体もあります。
不定期の中には増刊、ムックと呼ばれるスポット(単発)の媒体もあります。

業種

媒体によって、業種により広告掲載料金が変わることがあります。

また、業種によって掲載出来ないものも存在します。これには、様々なケースがありますのでお問合せになられた時にご確認下さい。

各種法規に反する物品の販売、又サービスの提供などを目的とした広告はお断りさせて頂く事が御座います。

雑誌広告についてご理解頂けたでしょうか?
もし、ご不明な点や解らない点があればお気軽にお間合せください。